熱帯魚飼育の始め方

熱帯魚の飼育に当たって注意すべきことは何でしょうか?それは水です。水の状態こそが飼育の成功に繋がるカギなのです。

サイトトップ > 熱帯魚の飼育に関する注意点

スポンサードリンク

熱帯魚飼育の始め方

熱帯魚の飼育に関する注意点


熱帯魚を飼育するのに水質の維持が不可欠で、バクテリアが重要な働きをすることは説明しましたが、特に海水魚の場合はバクテリアが繁殖しにくい条件になるので、新しく設置した水槽には失敗をしてもかまわない魚、つまりコバルトなどの安価で丈夫な種類を選ぶようにします。


海水魚の中には数万円の高級品種もいるので、そういった魚をバクテリアの繁殖しきっていない水槽で飼育しようとして殺してしまっては元も子もありません。


この新しい水槽で飼育するテストフィッシュは、たいがいは死んでしまいます。ですが魚のいない水槽にバクテリアは発生しないので、残酷なようですが仕方の無いところです。


こうして数ヶ月から半年間、テストフィッシュで様子を見て、バクテリアの繁殖を確信できたら好みの海水魚を飼育します。


また幾つかの違う種類を同じ水槽で飼育するコミュニティータンクでは、魚の受けるストレスに注意する必要があります。


魚は種類によって、水槽の上層・中層・下層に生息するものに分けることができます。そして泳ぎ方もそれぞれ異なり、ゆっくりと泳ぐ魚もいれば素早く動き回る魚もいます。


例えば下層に生息するナマズの仲間はあまり頭の上を魚が頻繁に動き回ると、ナーバスになってストレスを起こし、餌を食べなくなって死んでしまうということもあります。ですから、お店の人や専門家に良く相談し、魚の性質などを知ってから魚を選ぶことが肝要となります。


熱帯魚飼育の始め方