熱帯魚飼育の始め方

熱帯魚の飼育に当たって注意すべきことは何でしょうか?それは水です。水の状態こそが飼育の成功に繋がるカギなのです。

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熱帯魚飼育の始め方

海水魚の飼育方法


海水魚(トロピカルフィッシュ)は淡水魚に比べて色彩も鮮やかで、まさに熱帯魚飼育をする方にとっては憧れの種類です。


しかし問題は海水のPHは8.4とアルカリ性の濃度が高い為、淡水に比べてバクテリアが繁殖し難くなります。それによって起こる水質の低下を防ぐ意味で、淡水よりも大規模なろ過装置が必要となるので、飼育の為のコストもかなり高くなります。


海水魚用の水槽に採用されるろ過方式は、主にオーバーフロー式と呼ばれるもので、オーバーフロー(溢れる)した水がパイプを伝って水槽下部に配置されたろ過装置に落下し、ろ過された水をポンプで上部の水槽に汲み上げるといい仕組みで、ろ過装置はフィルターや隔壁で構成され、ろ過材にはサンゴ(厳密に言うと珊瑚の骨格)が使われることが多いようです。


サンゴの表面はご存知のようにブツブツと小さな穴が無数に開いていて、その事により表面の面積が拡大します。バクテリアはサンゴなどの表面に付着して繁殖するので、表面の面積が大きいほど多くのバクテリアが繁殖しやすくなります。


オーバーフロー式の水槽とろ過装置は普通、専門業者にお願いして設計してもらうか、ユニットとして販売されている製品から選びますが、自分の工夫を生かしたオリジナルのオーバーフロータンクを設計することも可能です。そのあたりも海水魚を飼育する醍醐味の一つと言えるかも知れません。


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